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はてなブックマーク - 「男らしさ」が苦しい男たち。なぜ男性は自分の弱さを語れないのか?私、夫が全力で弱音吐いてピーピー泣くの見たことあるけど、なんか納得したというか何というか人として存在がリアルになったというか輪郭が明瞭になったというか、あ、なに言いたいのかわかんなくなってきたごめん。
2017/01/28 21:31
私、夫が全力で弱音吐いてピーピー泣くの見たことあるけど、なんか納得したというか何というか人として存在がリアルになったというか輪郭が明瞭になったというか、あ、なに言いたいのかわかんなくなってきたごめん。 - hilda_i のコメント / はてなブックマーク
私、元々父から
「男の子は弱いんだから優しくしてあげないとダメ」
って言われて育ったので、完全無欠のスーパーマンで偉大なる父みたいな人には、リアリティーを感じないっぽいわ。
そういえば、こないだ子供に付き合って『ハウルの動く城』をまた観てしまったわ。
「ハウルは弱虫がいいの!」
というソフィの台詞はいつ聴いてもすごいなって思う。
好きなシーンは、ハウルがベーコンエッグを作る場面。単純に、ジブリ飯はやはり美味しそうだな、と。
ハウル、超絶イケメンで料理も出来るなんてスパダリかよ、とは私は思わないわ。
あれってハウルがガチの父権主義に囚われた人だって事でしょ。お料理してるのはわかってる男子だからじゃなくって、食糧を家族に分け与えるのは家長の重要な役割の一つだから。
この頃のハウルはもはや人間じゃ無いレベルで神々しい。
が、ソフィが勝手に掃除したせいで髪の色が変になっちゃって、神からただのチャラ男に降格してしまったというわけね。髪だけに。
ソフィが甘やかしたからハウルは人間性を取り戻してダメ男になったけど、そのおかげで彼はソフィの家族になりました、めでたしめでたし。
という経緯がなんかうちの夫婦関係と似たとこあるよなぁと思って、ラストの動く城が空飛ぶ庭付き一戸建てになって幸せそうな皆の様子を、眉間に深い皺を刻みつつじーっと見詰めてしまったわ。
最初観たときは別に大して面白くないなと思ったけど、案外考えさせられる映画だわ。