あるある

心が折れる
http://anond.hatelabo.jp/touch/20160128204932

私、子供の頃すごい糞餓鬼だったから、これくらいの憎まれ口はしょっちゅうだったわ。

なので、自分の子供がやっぱり似たような事言い出しても、あー言ってるわ流石私の子供だわはいはいワロスワロスくらいの感想しかいだかないんだけど。

でもそれほっといたら学校とか友達の家とか下手すると大人になって職場の飲み会とか接待の場でさえ、出された食べ物に言いたい放題するの様になるかもしれないので、よろしくないじゃない(実際いるんだよねそういう残念な人たち)。

だから傷付いたとか怒ったという演技はするようにしてるんだけど、不思議と本気で怒ったり悲しんでる時より演技の時のが子供には効くみたいで、なんだかなーって感じ。


私の母は子供達の為に何か作るのが面倒臭くなったので、父が海外赴任で不在になってからは我が家の夕飯は大皿に素パスタ(と和えるだけのパスタの素各種)ドーン!になってたわ。

だから私らきょうだいはそれぞれワガママを家庭外で矯正されて今に至るんだけど、今思えば、私ら糞餓鬼に関わった人々にしてみればいい迷惑だったよね。

二年くらい前に、近所の公立保育園で園児の保護者と地域の子育て世帯向けに給食試食会兼栄養指導があって。その講師の栄養士さんが言った事には、諦めないのが肝心なんですって。

こう、子供達が偏食したり出された食べ物のことで親に憎まれ口を叩くのはよくある事なんだけど、だからといって子供の言いなりになって好きな物しか出さないとか、食べられない物を作らないとかいうふうにするんじゃなくて、献立は親が決めて、当たり前の様に食卓に並べ続けてくださいって。食べて貰えなくても出し続けるようにって。

今は食べなくても、大人になってから、そういえばうちではよくこんな料理が出されてたっけと思い出して食べたくなったりする事もあるから、と。

なんか、簡単なんだか難しいんだかよくわからないね。子供のワガママは全無視して自分の考えた健康的な献立貫いてもいいって、ある意味楽なんだけど、それで毎回毎回残飯が沢山出ると思うと罪悪感。

あ、私、ワガママに育った割りには食べ物残す事に罪悪感感じるんだ?そういえば、小さい頃祖母がピンピンしてたときは、『米一粒に七人の神様』ってしつこく言ってたっけ。だからって毎回真面目に残さず食べさせられてた訳じゃないけど、刷り込まれていたのね。


ところで、結婚当初、夫がご飯は和食!絶対味噌汁付で!って殆どモラハラレベルで煩かったんだけど。それ聞いた義母はこう言ったわ。

「はぁ?うち味噌汁なんか毎回作ってねーし。こいつ(私の夫)が食わねえから、作んのやめたの。」